みち ~未知~ 第99回
『みち』 目次
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『みち』 ~未知~ 第99回
「え!? そうなの? カウンセラー!?」
「単なるカウンセラーじゃないですよ。 超有名なんですよ。 だからあの人から他の人には話しかけないんですよ」 するともう一人が
「あ、そう言えば お姉さんって確かチラシを見て来たって言ってましたよね?」
「うん、そう。 今日はチラシを見てきたの」
「どうして今回はチラシなんて配ったのかしら?」
「そうなの? そんなにチラシって配らないの?」
「私達は初めて聞いたよねぇ」 皆がうんうんと頷いている。
「でもラッキーじゃないですか。 そのチラシが入っていなかったらあの有名なカウンセラーとお話し出来なかったところですよ」
「へぇー。 そうなんだ。 そんなに有名なんだ」
「私達このままお茶しに行きますけど一緒にどうですか? カウンセラーの人のお話もしますよ」
「あ、有難う。 バスの時間もあるから私はいいわ」
「そうですか? じゃ、又今度どこかで会えるといいですね。 さようなら」
「今日は有難う。 さようなら」 人と話したお陰でボォッとした頭も覚醒してきたようだ。
出口を出るとムッとした空気が流れてきた。
暑い中をバス停に向かい歩いていると真っ赤な車が走ってきて琴音の横を徐行しながら窓が開いた。 あの女性だ。
「またねー」 手を振りまたスピードを上げて走り去った。
「またねって・・・。 あれって私が一生乗らない外車じゃない。 はぁ、ある意味違う次元を見たわ」 フェラーリだよ。
バス停に着き時刻表を見るとついさっきバスが出たようで あと20分待たねば次のバスが来ないようだ。
「うわぁ、バスが出たところなのね。 20分か・・・退屈よねぇ」 そのとき携帯のバイブが揺れた。 鞄から携帯を出し見てみると
「あら? 理香ちゃんだわ」
「もしもし?」
「あ、先輩?」
「うん、どうしたの?」
「先輩今、暇ですか?」
「うん、今外にいるんだけどこれから帰るところで何の用事もないわよ」
「あ、じゃあ駅まで出てこられません? 私、もう少しでそっちの駅の方に行くんです。 久しぶりにお茶しましょうよ」
「うん、いいわよ。 じゃあ今から行くわね。 そうね、15分くらいで着くかしら」 バスが来るまではまだ少し時間があるので駅まで歩くようだ。
「あ、私もそのくらいです。 じゃ、駅に着いたらまた電話しますね」
「待ってるわね」 携帯を閉じた琴音。
「このまま帰っても ちょっとキツイものね。 理香ちゃんに笑わせてもらおうっと」
理香と別れて部屋に帰ってきた琴音。 ドサッと和室に鞄を置き、すぐにエアコンのスイッチを入れた。
「あー暑い、部屋の中がムシムシしてる」 眉間に皺がよった。
「今日はいったいどういう日だったわけ?」 一度座ったがすぐに立ってキッチンに向かった。
「コーヒーでも飲まなきゃ頭の整理がつかないわ」 お湯を沸かし始めた。
そうなのだ。 理香に笑わせてもらおうと思っていたのだが、いざ理香に会うと琴音が思いもしなかった現実が待っていたのだ。
理香の隣には琴音が見たことの無い男性が座って居て
「先輩 私、彼と結婚します」 そう紹介されたのだ。
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「単なるカウンセラーじゃないですよ。 超有名なんですよ。 だからあの人から他の人には話しかけないんですよ」 するともう一人が
「あ、そう言えば お姉さんって確かチラシを見て来たって言ってましたよね?」
「うん、そう。 今日はチラシを見てきたの」
「どうして今回はチラシなんて配ったのかしら?」
「そうなの? そんなにチラシって配らないの?」
「私達は初めて聞いたよねぇ」 皆がうんうんと頷いている。
「でもラッキーじゃないですか。 そのチラシが入っていなかったらあの有名なカウンセラーとお話し出来なかったところですよ」
「へぇー。 そうなんだ。 そんなに有名なんだ」
「私達このままお茶しに行きますけど一緒にどうですか? カウンセラーの人のお話もしますよ」
「あ、有難う。 バスの時間もあるから私はいいわ」
「そうですか? じゃ、又今度どこかで会えるといいですね。 さようなら」
「今日は有難う。 さようなら」 人と話したお陰でボォッとした頭も覚醒してきたようだ。
出口を出るとムッとした空気が流れてきた。
暑い中をバス停に向かい歩いていると真っ赤な車が走ってきて琴音の横を徐行しながら窓が開いた。 あの女性だ。
「またねー」 手を振りまたスピードを上げて走り去った。
「またねって・・・。 あれって私が一生乗らない外車じゃない。 はぁ、ある意味違う次元を見たわ」 フェラーリだよ。
バス停に着き時刻表を見るとついさっきバスが出たようで あと20分待たねば次のバスが来ないようだ。
「うわぁ、バスが出たところなのね。 20分か・・・退屈よねぇ」 そのとき携帯のバイブが揺れた。 鞄から携帯を出し見てみると
「あら? 理香ちゃんだわ」
「もしもし?」
「あ、先輩?」
「うん、どうしたの?」
「先輩今、暇ですか?」
「うん、今外にいるんだけどこれから帰るところで何の用事もないわよ」
「あ、じゃあ駅まで出てこられません? 私、もう少しでそっちの駅の方に行くんです。 久しぶりにお茶しましょうよ」
「うん、いいわよ。 じゃあ今から行くわね。 そうね、15分くらいで着くかしら」 バスが来るまではまだ少し時間があるので駅まで歩くようだ。
「あ、私もそのくらいです。 じゃ、駅に着いたらまた電話しますね」
「待ってるわね」 携帯を閉じた琴音。
「このまま帰っても ちょっとキツイものね。 理香ちゃんに笑わせてもらおうっと」
理香と別れて部屋に帰ってきた琴音。 ドサッと和室に鞄を置き、すぐにエアコンのスイッチを入れた。
「あー暑い、部屋の中がムシムシしてる」 眉間に皺がよった。
「今日はいったいどういう日だったわけ?」 一度座ったがすぐに立ってキッチンに向かった。
「コーヒーでも飲まなきゃ頭の整理がつかないわ」 お湯を沸かし始めた。
そうなのだ。 理香に笑わせてもらおうと思っていたのだが、いざ理香に会うと琴音が思いもしなかった現実が待っていたのだ。
理香の隣には琴音が見たことの無い男性が座って居て
「先輩 私、彼と結婚します」 そう紹介されたのだ。